7/04/2012

村上真希 主演 「SEE SAW」




6月30日からヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中の映画「SEE SAW」を観てきた。
理由はただひとつ、主演女優 村上真希(以下、真希姉)を劇場スクリーンで観たかったから。
あと公開初日は舞台挨拶もあり、久しぶりに真希姉に会えるのも楽しみにしていた。

何の前情報も無しに鑑賞をしたのだが、良い意味で期待を裏切られた。
インディーズ映画ということもあって変にくさすぎたり、内容がはちゃめちゃだったらどうしよう
といった不安を抱えたまま席についたが、そんな不安はものの数分で吹き飛んでいた。
本物の映画だった。(悪い偏見を持っていてすみません。)

描かれているのは日常。そこにある光と闇。
それを只々リアルに映し出されていた。
誰しもが(もちろん自分も)感じたことのある感情が織り込まれていて、
鑑賞中色んなことを思い出したり、考えさせられたりした。

そんな作品の主演を務めた真希姉。素晴らしかった。
冒頭はいつもと何ら変わらない真希姉。しかし話が進むにつれて見たこともない彼女が出てくる。
いつの間にか真希姉とは感じず、映画の主人公真琴として見ていたように思う。
鑑賞後接してくれた真希姉はいっつも通りだったけども笑
そして舞台挨拶中の「なんか質問言わんかい!」とばかりに投げられた睨みは一生忘れることはないでしょう。笑

あと個人的に映像がすごく好きだった。これでもかと光を意識したカットばかりで
逆光好きとしてはたまらない状態だった。

完山京洪監督が30歳という節目にすべてをかけた作品。
それに応えるべくすべてを出した女優村上真希。
是非とも同世代に観てほしい。
そして、舞台挨拶のときに感想を述べていたあのおばあさんのように
歳を重ねた後、また見返してほしい。そんな作品。


SEE SAW
http://seesaw-movie.jp
※音量注意してください。←自分びっくりしたから笑

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